■コードギアス 反逆のルルーシュR2 #24
戦術が意味をなさない、フレイヤが支配する戦場。
もともと絶対の制空権を握るために作られたダモクレスは、
ブレイズルミナスと呼ばれるエネルギーシールドによって守られているため、
攻撃が通じない。しかも、ダモクレスが衛星軌道に上がってしまえば、ランスロットも手が出ないため、なんとかその前に手を打たなければならないわけで。
そんな時、ニーナ達の対フレイヤのシステムが完成し、
アヴァロンの管制フロアにロイドが姿を見せる。
ニーナを含めたロイドのチームが完成させた対フレイヤのシステムとは、
ダモクレスから発射されたフレイヤが爆発するまでの約19秒間で、
現場の環境データをプログラムに入力し、さらに実行時間わずか0.04秒で
フレイヤにぶつけ、その臨界反応を停止させるというもの。
作戦を実行するのはルルーシュとスザク。
星刻の奇襲により被弾したアヴァロンを、咲世子、ロイド、セシルに託し、
ルルーシュが蜃気楼へと乗り込む前に交わされるニーナ、そしてC.Cとの会話が印象的でした。
ルル「もう十分だよ二ーナ。(中略)ユフィーの仇である俺に、ゼロによく付き合ってくれた」
ニーナ「私はゼロを許しはしない。たぶん、一生。
でも、それとは別に、私自身の答えを出さなきゃいけないと思ったから。ただそれだけなの。」
成長したなぁ・・ニーナ。
そして、ギアスにより、ルルーシュの運命を大きく変えてしまったことで、自分を恨んでないのかと聞くC.Cに対し、「C.C、おまえがくれたギアスが、お前が居てくれたから、俺は歩きだすことができたんだ。」と答えるルルーシュ。
見つめ合ってものすごーくいい雰囲気の二人だったのですが、
この最高のタイミングで、カレン乱入。
なんというか・・ここまで来ると、間男ならぬ間女の域だぜカレン。
この後のC.Cとのやりとりもそうだけど、カレンがルルーシュを自ら手にかけようとするのは、恋に破れたせい?と見えなくもない展開。
C.Cの「カレン・・お前の勝ちだ」というのはアレかしら、より深く愛した方が負けっていうアレかしら・・・。
無事フレイヤの無効化に成功したルルーシュとスザクは、
フレイヤ発射口部分のみ解除されたブレイズルミナスの隙間から
ダモクレス内部への侵入に成功する。
そこで立ちはだかるのは、ジノ!
スザク「ジノ、どうしても戦う気か?」
ジノ「あぁ、自分の中にある守るべきもののために」
スザク「守るものなら、僕にもある!」
ジノ「守る?何を?」
仕えるべき主君を状況に応じて次々に変えていくスザクの「守るべきもの」が何なのか、私も気になります〜。
スザクの援護により、無事に目的の場所へと辿り着いたルルーシュは、
フレイヤの照準を蜃気楼→ダモクレスと変更し、今まさに脱出しようとしているシュナイゼルに画面を通して話かける。
脱出を読んだのは、シュナイゼルの本質を読んだからだと、
皇帝シャルルは昨日を求め、シュナイゼルは今日、
でもルルーシュは明日が欲しいのだと。
対シュナイゼルのラストは、ルルのギアスにかかったことのないシュナイゼルにギアスにかけて・・とは思っていましたが、まさかの下僕化。
えぇもう、うっかり萌えてしまいました。
生まれて初めてシュナイゼルお兄様に勝ったルルーシュが、
一生シュナイゼルを飼い慣らす道を選ぶって、究極の下克上かと。
ある意味、シュナイゼルにとっては死よりも残酷。
ルルの黒さも相当なものですなーwww
シュナイゼルと一緒にいたディートハルトは、ルルにギアスさえかける価値がないとまで言われ散々な最期でしたが、囚われていたカノンはこれからどうなるのかな。脱出後の計画を話すシュナイゼルには、少し不信感を持ってそうな雰囲気でしたが、なんだかんだで有能な方だと思うので、(下僕化の衝撃に精神が)壊れてなきゃいいな・・・。
シュナイゼルから、フレイヤの鍵を持つのはナナリーだと聞かされ、
ナナリーの元へと向かうルルーシュ。
鍵を握り締め、待ち構えていたナナリーは
「お兄様、私にもギアスを使いますか?」と
まさかの両目開眼。
どうやら自分の意志でシャルルのギアスを破ったようですが、
いったい彼女にどんな力があるのでしょうか。
実はギアス持ちだったとか?
てか、ラスボスがまさかのナナリー!?
あ、コーネリアは生きてましたね〜。
そして傍らには、目が見えなくなってそうなギルフォードまで。
いや〜死んだと思っていた人がことごとく生きていたため、
朝比奈もどこかで生きてるんじゃないかって気がしてきた。
それから、星刻と天子様の再会場面での
咲世子さんの言動、あれは作戦行動ですよね?
だとしたら、今後どういう方向で戦後処理するんだろ。
あと、なんだかんだで最終回まで生き残っている星刻。
このままラストまで死なないのかな。めちゃ気になる・・・。